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就活のバカヤロー

就活のバカヤロー (光文社新書)

就活のバカヤロー (光文社新書)

ここ数週間、テレビや報道で新卒の内定取り消しが話題になっているためなのか、新書コーナーで目立ってる場所にある。帯が福満しげゆきなのにやられて読んでみた。

学生はセミナーや書籍で得た知識を鵜呑みにし、企業は人材が欲しいがために不都合な会社情報は出さず、大学は就活を勉学の邪魔としつつも、就職率が大学の評価に反映されるので、力を入れなければいけない。

自分が就職活動をはじめたときに、少し形骸化された気配のあるルールにきちんと適応できた人が上手くいくんだなって思ってた。実力も実績が無かったのでなおさら。面接で口だけなのがよくないってあるけれど、それを聞いて相手が本音で言っていると思わせられることが出来る人が欲しい企業もあるだろう。

個人の本音なんて言わなくても、企業にとっては仕事が回ればそれでいいってところもあるだろうし。その逆も。お互い様。

この本では現状のような不景気を想定していない。不景気で新卒採用の枠が減少した場合、また違った問題が出てくるかもしれない。

来年度卒業の就活生はホント頑張ってくださいって思う。