アイデアパーソン入門
- 作者: 加藤昌治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/01/08
- メディア: 単行本
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アイデアパーソンとは「公私を問わず、どんな課題に対しても素敵なアイデアをたくさん出し、それを企画として仕上げる能力のある人」。既存の情報からアイデアを作り、それを企画として立ち上げるという流れの中の、既存の情報の集め方のtipsが主な内容。
主題から外れるかもしれないけれど、僕は下の一節を読んだだけで、この本を読んだ価値があったと思う。
最初にわがまま、それを思いやっていくことで、いいデザインができる。一般的なビジネスパーソンの仕事ではわがまま=アイデアという選択肢をたくさん出すこと、思いやり=選んだアイデアを、企画として整えていくことになります。
P38 第8考 わがまま→思いやり
アイデアを出すためには、わがままになる必要があるし、それを実現可能かどうかを考慮してはいけない。自分が最初から最後まで作るものがあった場合も、最初のアイデア出しの状態で、自分が後で苦しむかどうかを考えてはいけない。出来る・出来ないは時間と空間を分けた状態で考えていくべきなんだろう。
今年読んでいるビジネス書や新書は、出来るだけマインドマップみたいなのを作ってまとめてる。
この本は書きやすかった。マインドマップが書きやすい本は、構成が良い証拠。