「知の衰退」からいかに脱却するか?
- 作者: 大前研一
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/01/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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500ページにかけて、現在の日本の集合知のレベルがいかに低いか。それを解決するために個人はどのように考えていくべきかを訴えている一冊。
集合知のレベルが低い理由が大半で、政治や官、教育、国民の経済音痴と色々なところの問題が大半で、タイトルでは「いかに脱却するか?」というものの、正論が通らない状況に、書いてる本人からは諦めを感じるところがあった。
そんな一歩冷めてしまえば、机上の空論で片づけられてしまいそうなことでも、きちんと自分の考えをもち、対等に語るのは重要。この本に書かれていることは本人の意志が強く全てに納得はいかないものの、そういった意見があることをきちんと認めていく姿勢って重要。
【メモ】