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ぢごぷり

ぢごぷり(1) (アフタヌーンKC)

ぢごぷり(1) (アフタヌーンKC)

くじびきアンバランスが終わってたことさえ知らなかった僕が、げんしけん木尾士目の新作ということで連載をまったく読んでいないのに買ってきた。

子育てマンガって、ちょっとやんちゃな子どもの言動に親たちが翻弄されるコメディが普通で、なんだかんだで幸せそうなもの、という先入観をぶち壊すマンガ。表紙と内容がここまで違うとは。

18歳の母親とその母親の双子の妹の子育て記。なんだけど、子育ての大変さに、だんだん母親がうつ病に向かっていく様を描いてる。

相変わらず心理描写が上手くて感心する。実際に「なくはない」だろうなと思わせる話になっている。だけど、ギャルゲーのような設定が入ってきて、1巻ですでに、リアルな育児体験記とギャルゲーのような学園ものが混ざってきてる。

どこに向かうかさっぱりだけど、なんか木尾士目だなって感じが好き。

それにしても、萌え絵が下手だと思う。どれだけ「それ」っぽく描いても、服のしわとかげんしけんの頃と何も変わってない。