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ウェブはバカと暇人のもの

ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)

ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)

ウェブ進化論」から3年経った結果本。

少しでもウェブサービス、それもコミュニティ系サービスに携わったことのある人なら一度は思うことを、バッサリとざっくりと書かれた一冊。

他のウェブに対する否定的な本と違うのは、著者が「運営当事者」という立ち位置をハッキリさせて言及しているところ。運営側からすれば、個人の成功はほんのごく一部。ウェブを通じて自分を磨き上げようと切磋琢磨している人なんてほとんどいない。そんなウェブでは、暇つぶしやB級ニュースがもてはやされる状態*1



でもね。運営側ってそれを前提にして色々考えているわけです。



この本に書かれているような暇人を正面向かって相手にしているサービスもあるし、一部の専門的な知識を必要とするユーザーを囲っているサービスもある。「数万人を相手にする無料サービスだとくだらないユーザーしか集まらないから、2000人から毎月100〜200円ずつもらえるサービスなら質が良くなるんじゃないか」とか言ってる人もいる。


どちらにせよ集合体は大きくなるほど、ほんの少し劣悪。本当にウェブに質を高めたいならば、運営側はPV至上主義から頭を切り替える必要があるんだろね。

【メモ】
f:id:taizo_onexone:20090602230634j:image:w150

*1:ニュースのアクセスランキングってホントわかりやすい。[http://news.mixi.jp/show_ranking.pl?type=access:title=mixiニュース]とか