iPhoneアプリをリリースするまでに参考にした6冊
今月、Pookの公式としてPookBoard というアプリをリリースしました。
iPhoneアプリは、ずっと作ろう、作ろうと何回か手をかけたものの、
アイデア、自分の技術力の未熟さなどの理由で、毎回頓挫していました。
ですが今回はなんとかきちんとリリースすることが出来ました。
それまでに、参考にしていった書籍をいくつか紹介します。
iPhone SDKの教科書―Cocoa Touchプログラミング、最初の一歩
- 作者: 赤松正行
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2009/03/18
- メディア: 単行本
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最初にiPhoneアプリ開発とはどうやるんだ?ということで読んだ本。
サンプルが詳しいので、楽しさを伝えるための入門書として、最適でした。
- 作者: Dave Mark,Jeff LaMarche,鮎川不二雄
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2009/12/17
- メディア: 大型本
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これも入門書ですが、iPhone SDKの教科書に比べて、
iPhoneアプリでよく目にするビューや機能は、どうやって作ればいいか、という視点になってます。
コード量が多いので、写経みたいなことやってました。
- 作者: 所友太,京セラコミュニケーションシステム株式会社
- 出版社/メーカー: リックテレコム
- 発売日: 2010/01/12
- メディア: 単行本
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僕の場合、Interface Builderを使いこなすのにかなり手こずりました。いまだに慣れないです。
コードのほうがデザインを想像しやすい頭になっていたようです。
この本で、Interface Builderを使わないアプリの開発方法が載っています。
なので、きちんとサンプルコードを写せば大抵それなりに動くのが、この本の最大の利点です。
- 作者: 荻原剛志
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2010/12/17
- メディア: 大型本
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大抵のObjective-Cについての書籍はiPhoneアプリと絡めてあるので
Objective-C 自体について書かれているのは、あまり選択肢がないです。
最初の一冊でこれを読むのは少し重いですが、
他で学びながら、だんだんわかってくる内容です。
- 作者: 木下誠
- 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2011/02/09
- メディア: 単行本
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iPhoneアプリ開発していると、デフォルトのデザイン、UIの完成度が高いため
独特なUIを作る必要があまりなかったりします(もちろんゲームなどは違いますが)。
そのため、結果的に別内容のアプリを作ったとしても
似たようなコードを書くことになります。そこを狙った一冊です。
特に通知とネットワークについては、これよりわかりやすい本を僕は知りません。
iOS SDK Hacks ―プロが教えるiPhoneアプリ開発テクニック
- 作者: 吉田悠一,高山征大,UICoderz
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/10/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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HACKS本なので、高度なものも多いですが、
Push Notificationの実装など、意外と初歩的なものもあります。
この本は、開発していると、何に困って、どうやって解決するかが何となく掴めます。
最近になって、iOSアプリを開発する上で必要な情報は、
ネットや書籍を探れば、たいていのものは手に入れられるようになってきました。
プログラマでなくても、アイデアの鋭さと情熱があれば、短期間で作れる状況だと思います。
すごい時代になってきました。