匿名と実名
よくネットは匿名であるべきか、実名であるべきかの議論が巻き起こります。それに対する自分の考えのメモを書いてみます。
どっちが良いとかはサービスによる。
2chみたいなはけ口は、もちろん匿名。リグレトみたいな誰かに相談したりするのも、匿名。Q&Aサイトは、キャリア・学歴に関わるのは実名のほうが良いかもしれないですが、日常の小さな質問は、気軽な匿名だと思います。
実名にして得する人はあまりいない。
ネットで実名にした時に、明らかに誰でもメリットになるものってなんでしょうか。もしあったとしても、それを大衆に説明して納得させることが出来るでしょうか。
議論に、実名も匿名もあまり関係ない
誰だかわからない人の発言なんて聞く耳を持たないという人がいます。これは、「何を言ったか」よりも「誰が言ったか」を重視しているためです。大抵の場合「誰が言ったか」が重視され、たとえ他が(結果的に)正しかったとしても、採用されない場合がたくさんあります。
ただ、議論は目的ではないです。議論の結果から次に進むことのほうが大事です。あまり議論の場の椅子取り合戦にこだわる必要はないと思います。
匿名・実名よりコミュニティのほうが重要
ソーシャルゲームは実はあまり実名・匿名関係ないようです。
収益性に、実名か匿名か、バーチャルかリアルは全然関係ない。
いまだにSNSが匿名か実名かにこだわるナンセンス :ソーシャルメディア・マニフェスト:ITmedia オルタナティブ・ブログ
(中略)
本当のポイントは、コミュニティをもっているかどうかだ。
コミュニティ自体は、ソーシャルゲーム関係なく、どのソーシャルサービスでも言えることだと思います。
まとめ
要は交流しやすければ何でもいいです。
- 自分の思いを素直に出せる
- 大きくても小さくてもフィードバックがある
- 失言・失敗しても許容される
上の3つが機能しているコミュニティがあれば自分は十分です。