2011年まとめ - ソーシャルゲーム雑感

もうまとめようにも、2011年少なめなので書けるところまで。
自分自身は、直接ソーシャルゲーム開発プロジェクトみたいなのに関わったことはないので完全に外野から見た感想です。GREEとDeNAの存在感が強かったものの、結構差異があったように思えます。

ガラケーからスマホの移行に成功したGREE, 遅れをとったDeNA

今年はガラケーからスマホ移行が急激に広がりましたが、GREEとDeNAでマルチプラットフォームを前提とした開発の戦略が違っていた印象です。GREEhtml5ガラケーで展開していたソーシャルゲームの移植をしつつ、Unityを提供する会社と包括的業務提携*1をして、リッチなゲームはそちらで作る方針。DeNAは2010年に買収したngmocoが開発・運用しているngCoreで開発といった具合です。
ツールやライブラリを使う側からすればUnityのほうが勢いがある気がします。というか、CMでも何でもGREEの勢いが強かった1年でした。アプリの売り上げランキングを見ると、GREEの勢いがまざまざと感じられます。DeNAはプロ野球球団買ったり、なんかこう社会的地位をきちんと築きはじめている印象です。

大手ゲーム会社が軒並み参入。ゲームのクオリティは上昇中

で、両者競争が激しくて、訴えたりなんだかんだしているのですが、そんな横でどんどんゲームのクオリティが上がっています。10個投げて3個当たればラッキーなソーシャルゲーム市場のため、数をうつ必要があるため、開発に時間をかけられない中で、CMに芸能人をしたり、マンガとコラボをしたり、出来るだけ他の大人気ゲームと似たようなゲームを作って仕様決定を短くしたり、色々な工夫をしているようですが、要はどんどんヒットを出すために必要な資金が増えてきているようです。

3DSが400万本突破、VITA登場。

今年はコンシューマ携帯ゲーム機とソーシャルゲーム市場を比べては、コンシューマーゲーム市場の終焉、これからはソーシャルの時代と言われてきましたが、コンシューマ携帯ゲーム市場は、今年ハードの乗り換え期で、かなり分が悪い戦いでした。Nintendo 3DSなんて、夏に1万円値下げをしながらも*2、国内で年内400万台を突破させました。任天堂自身は、すれ違い通信で独自のソーシャルネットワークを構築を目指しているようで、来年はその成果を発揮していきそうです。
来年以降、3DS, Vitaといったコンシューマ携帯ゲーム機が立ち上がってくる中で、DeNAは「未来永劫ソーシャルゲームの会社であり続けるつもりはない」*3と言っています。逆にGREEはゲームに興味がある人を軸にモバイル向けのプラットフォームを世界展開したいなんてことを言っています*4

まとめ

ソーシャルゲームに飽きてきた*5なんて話も出始めてきていますが、来年は両社とも、今とは違うことをしているんじゃないでしょうか。

*1:[http://www.gree.co.jp/news/press/2011/0830_02.html:title]

*2:[http://japanese.engadget.com/2011/07/28/3ds-15000/:title]

*3:[http://techwave.jp/archives/51718021.html:title]

*4:[http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20111215/1039032/:title]

*5:[http://japan.zdnet.com/sp/enterprise-trend/35012579/:title]