Twitter Bootstrapを使ってPookをリニューアルしてみた
PookのレイアウトをTwitter Bootstrapを利用してリニューアルしました。
Twitter Bootstrapはリッチすぎるとか、デザインの思考停止が起きるとかありますが、ウェブのデザインは数年前にヤフージャパンがトップページをリニューアルしたら、他のポータルサイトが同じようなデザインに改変されて、最近はてなさえも似たような感じになったように、横に習えが基本なので、こういったCSSフレームワークの恩恵は今後さらに大きくなっていくんじゃないかと思います。
とは言っても、個性は出さないと困る。なので、個性を出すために心がけたことを二つほど。
1. 横幅のサイズを変更する
Pookでは、もともと横幅640pxだったので、それとほぼ同じになるようにグリッドの数値を変更しています。
Customize and download - Twitter Bootstrapで、パラメータをカスタマイズしたものをダウンロードすることが出来ます。具体的には@grid〜を調整しています。
Grid system
@gridColumns | カラム数 |
---|---|
@gridColumnWidth | カラムの幅 |
@gridGutterWidth | カラム間の幅 |
コードからコンパイルする
逐一パラメータを変更するたびにダウンロードをするのが面倒な場合は、ソースコードをtwitter/bootstrapから直接落としてきて、コンパイルします。
コンパイルのやり方は、ここに記載してあります。デフォルトの値はless/variables.lessです。自分はこのタイミングで、LESSを勉強しました。
2. プラグインを取捨選択する
Twitter Bootstrapが用意しているJavascript pluginだけを使うと、さすがにデザインの差別化は難しいので、ある程度、利用するものを絞ったほうが良いです。そして、どうしても自分が表現したいものがなければ、きちんとjavascript, cssを書いたほうが良いです。
Pookは、モーダル表示はTwitter Bootstrapのものではなく、独自に追加しています。Twitter Bootstrapのモーダルは、モーダルの中と後ろ両方ともスクロール出来るのが嫌だったからです。